滝谷不動～千早口（前編）

7月24日は、大阪府に存在する唯一の村・千早赤阪村を歩いてきました。

14：40頃、近鉄長野線の滝谷不動駅に到着。
まずは富田林市から、千早赤阪村を目指すことにします。


駅前には東高野街道。
旧高野街道のバイパスとしてつくられましたが、次第に多くの人が使い出し、
新たな街道となったようです。


駅の南を走る府道202号線。
商店街が素敵です。

踏切を渡り、東へ歩いていきます。
石川を渡ると、上り坂になってきます。


有名な滝谷不動に近く、ホテルや旅館が並んでいます。
滝谷不動を越え、さらに東へ歩いていきます。
「中佐備」の交差点で府道201号線を越え、のどかな景色の中を歩いていきます。


この辺りで、ちょうど南に折れていきます。


こんなバス停の表示の仕方、初めて見ました（笑）。

再び東へ折れていきます。


うだるような暑さの中、田園風景は画になります。


ついに、千早赤阪村に入ります。


しかし、まだ集落はありません。
どんな街並みが待っているのか、非常に楽しみです！


しばらく歩くと、右手に住宅地が見えてきました。
村といえども新興住宅地があるようで、ワクワクしながら住宅地を歩いていきます。


寄手塚と身方塚という史跡に到着。
「げんき！　すてき！　くすのき！」と、「まさしげくん」から、
かろうじて楠木正成と関係のあることが分かったのでした。
歴史に疎いのです。。。


住宅地は高台の上にあり、村全体を見渡すことができます。
平地はあまり無いようです。


「飛び出し坊や」にビニールが被せてあるのは何でだろう？

やがて、住宅地を離れていきます。

みかん畑の中を歩いていきます。
ここからしばらく、集落は一切無くなります。


こんな感じになってきます。
気持ちのいい道です。


なんだか、西部劇に出てきそうな荒野って感じです。
といっても、遠くには富田林の市街地が一望できます。
景色がどんどん変わっていきます。


見事な棚田（下赤阪の棚田）に見とれてしまいます。
千早赤阪村は、棚田で有名なのでした。
いつまでも、この景色を忘れずにいたいと思います。

しばらく歩いて坂を上っていくと、下赤阪城跡に到着。

楠木正成によって築城されたといわれています。
「太平記」の時代に、歴史の表舞台に立っていた城も、
いまでは平和な棚田を見下ろすばかりです。

（後編に続く）

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コメント 4

暑い中をお疲れ様でした。
棚田が美しいですね。
こういう景色に出合えると疲れも吹っ飛んじゃいますよね。
by masa (2010-09-05 18:06) 

本社が富田林なので、結構近いのですが一回も行ったことがありません
でした。かなりの山奥ですね・・

楠正成のあのお城がこんなところにあったなんて・・
by OCEANBREEZE (2010-09-05 20:54) 

＞masaさん
棚田の美しさは、言葉には言い表せないくらいでした。
そこに行くまでの苦労も忘れてしまいます。
by つぼっち (2010-09-12 22:53) 

＞OCEANBREEZEさん
確かに富田林のお隣ですが、なかなか行く機会は無さそうです。
完全に山に囲まれてますからね。。。
by つぼっち (2010-09-12 22:55)