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第62回 阪神ジュベナイルフィリーズ [競馬]

今日は阪神競馬場まで、阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)を観に行ってきました。

先週から始まった今年の阪神競馬場最終開催ですが、
実は先週、堪え切れずに早速鳴尾記念(GⅢ)を観に行ってきました。
なので久し振りというわけではないのですが、今週はGⅠです。
阪神競馬場で開催されるGⅠは4つありますが、先週のジャパンカップダートは
外国馬の参戦がゼロということで、興味が湧かずにパスしてしまいました。
ということで阪神競馬場のGⅠを観戦するのは、6月の宝塚記念以来になります。

2歳牝馬によるGⅠ・阪神ジュベナイルフィリーズ。
競馬予想の醍醐味に反するかもしれませんが、実は1週間前から買う馬券を決めていました。

第62回 阪神ジュベナイルフィリーズ 011.jpg
レーヴディソール。
どんな枠順に入っても、どんなオッズになっても、この馬の単勝を買うと決めていました。
普段はパドックで馬の状態を見てから馬券の検討をするので、
こんな買い方はつぼっちにしてはかなり珍しいことです。

しかし、それほどまでにこの馬に惚れ込んでしまったのでした。
衝撃的だったのが、前走のデイリー杯2歳ステークス(GⅡ)。
牡馬相手に直線で一気に突き抜け、最後は本気で走っているようには見えない余裕の勝利。
とにかくモノが違う、と興奮せずにはいられませんでした。
父・アグネスタキオンがラジオたんぱ杯2歳ステークス(2000年当時)を勝ったときの、
あのワクワク感が蘇ってきた感じでした。

レースはスタートがちょっとスムーズにいかなかったものの、
最後の直線で同じように突き抜け、レーヴディソールがホエールキャプチャに半馬身差の勝利。
着差以上の完勝に思えました。
あとはスタートさえうまくいけば、同じ条件の桜花賞もかなりの高確率で勝てそうです。

そして、鞍上の福永祐一は3年振りのGⅠ勝利。
前回は2007年オークスのローブデコルテということで、またしても牝馬に助けてもらったと、
最終レース後のレース回顧で語っていました。
いつまでもユタカさん(武豊)やノリさん(横山典弘)に頼ってばかりはいられない。
これからは自分達の世代が中心になっていかなくてはならないと、決意を語っていました。
そのあとの香港のレース解説までやってくれたサービス精神が素晴らしいです。
ユーイチ、本当におめでとう!

唯一気になるのは、レーヴディソールの血統。
父アグネスタキオンは、代表産駒にダイワスカーレットとディープスカイがいますが、
いずれも屈腱炎により4歳で引退となっています。
(アグネスタキオン自身も3歳時に屈腱炎で引退)
脚元が弱い傾向があるのが心配です。
母はレーヴドスカーですが、同じ母から生まれた兄・姉が早逝だったことが気になります。
お姉さんのレーヴダムールは3歳で、そして今年のきさらぎ賞2着・レーヴドリアンも、
つい先日、やっぱり3歳で亡くなってしまいました。
今日は天国から、妹の勝利を後押ししてくれたのかなぁ。
とにかく、レーヴディソールは無事にいって欲しいと願うばかりです。
過去4年間、このレースの勝ち馬がすべてクラシックを勝っているだけに、
期待せずにはいられません。

しかし、2着のクロフネ産駒・ホエールキャプチャも強い内容でした。
一緒に牝馬クラシックを盛り上げて欲しいです。
今日はレーヴディソールのおかげで、思い出に残る素敵な1日になりました。
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コメント 2

副委員長

確かにレーヴディソール着差以上に強さを感じましたね[わーい(嬉しい顔)]
脚部不安は遺伝しますよね[もうやだ~(悲しい顔)]無事にクラッシックを迎えてほしい一頭です[るんるん]
by 副委員長 (2010-12-15 22:42) 

つぼっち

>副委員長さん
脚部不安も怖いですが、最も恐れているのが突然死です。
無事にいけば、歴史を変えることができるほどの馬だと思っています。
by つぼっち (2010-12-15 23:04) 

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