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2011.12.25 THE BOOM 歳末御礼公演 『平成よっちゃばれ!』 @岸和田市立浪切ホール [音楽]

昨日は、THE BOOMの2011年最後のライヴということで、岸和田まで行ってきました!

「よっちゃばれ」は、山梨の方言で「集まれ」という意味で、アルバムのタイトルにもなっています。
本来なら3月にアルバムが発売され、春~夏に『よっちゃばれ』ツアーが開催される予定でしたが、
東日本大震災の影響でアルバム発売が延期になり、ツアー自体も内容が大きく変更されました。
http://furafura-life.blog.so-net.ne.jp/2011-05-08
ようやく11月にアルバムが発売となり、待ちに待ったライヴが開催となりました!

『平成よっちゃばれ!』ということで、MIYAも祭りっぽい格好で登場!
前回の『光』ツアーと違って、サポートメンバーも集結で賑やかなステージです。
しかも、コーラスに大城クラウディアとは何て豪華なんだ!
注目の1曲目は。。。

○セットリスト

1.流れ流されて...
やはりアルバム『よっちゃばれ』の曲でした。
歌詞は、本当に演歌の世界です。
曲が終わってから傘を差すところが、めちゃめちゃかっこ良かったなぁ。

2.いいあんべぇ
いきなり流れが変わって、沖縄の曲。
以前のライヴでMIYAが言っていましたが、アルバム『FACELESS MAN』を出したとき、
付いていけずに多くのファンが離れていったといいます。
この曲は、そのアルバムの1曲目に収録されている、「変化」を象徴するような曲。
その後のTHE BOOMの進化を考えたら、この曲が生まれたのは、
ある意味で「必然」と言えるでしょう。

3.YOU’RE MY SUNSHINE
またここで『FACELESS MAN』からの選曲、しかもアルバムの2曲目です!
これはたまらない流れだなぁ。
普段iPodで聴いている流れが、ここで再現されるとは思ってもいませんでした。
激しく感謝です!

4.月に降る雨
つぼっちが一番かっこいいと思う曲が来ました!
まさかこの曲が聴けるとは。。。
気が付けば、全身に鳥肌が立っていました。

アルバム『よっちゃばれ』は、この会場で演奏することを想定して作った、というMIYA。
たぶん、他の会場でもそう言っていることでしょう(笑)。

5.東京タワー
おおっと、また普段ライヴで聴けないような曲が続きます。
ひょっとして、今回は定番の曲はあまりやらないのかな・・・?

6.月光
大城クラウディアのコーラスが凄すぎる!
ほんとに美しすぎるハモリに、思わず泣きそうになってしまいました。
いや、ちょっと泣いてたかも。。。

7.忘んなよ島ぬくとぅ
南こうせつとのコラボで生まれた、奇跡の曲。
体が自然に動き出してしまいます。
タイトルは、「島のことを忘れるなよ」という意味のウチナーグチ。
故郷を離れた人が、久し振りに故郷に帰ったときに、
「街の姿が変わってしまった」と嘆くことがあるけど、
そんなのはエゴであると言ったMIYA。
本当にその通りだと思います。
道路ができたりして、便利になっていくのは、そこに住む人たちにとっては当然のこと。
変わってはいけないのは、「心」だと教えてくれました。

8.島唄
太鼓を持った集団が登場し、曲に合わせてパフォーマンスをしてくれました。
リリースから15年以上経ちますが、まだまだ進化を続けているこの曲。
永遠に歌い継がれていくものだと信じています。
どうか平和な世界が続きますように。

9.ゆっくりおいで
ピアノの音色に合わせて、MIYAの魂のこもった歌声が届いてきました。
予想はしていたけど、やっぱり泣けてしまうのでした。。。

10.愛という言葉
2曲続けて、『よっちゃばれ』からの選曲。
愛というものの残酷さが、ひしひしと伝わってきます。

11.暁月夜~あかつきづくよ~
石川さゆりではなく、大城クラウディアバージョンですが、これもかなり良かったです。
『光』ツアーでも演奏されましたが、MIYAは相当この曲が気に入っているんだろうなぁ。

12.蒼い夕陽
4曲続けて『よっちゃばれ』!
踊れる歌謡曲です。
「歌謡曲」というものは、ジャマイカやらアルゼンチンやら、
いろんなジャンルの音楽を取り込んできた、
ということですが、それを体中で実感できる曲だと思います。
気持ちよかった!

13.天国へ落ちる坂道
アルバム『百景』は、正直言ってつぼっちが苦手にしているアルバムなのです。。。
この曲も、歌詞を聴いていて途中でやっと曲名を思い出しました。
THE BOOMはものすごく変化をするバンドなので、
すべてを受け入れるのはなかなか難しいと思います。
もちろん、『百景』が一番好きという方もたくさんいるでしょうから、そこが最大の魅力でもあります。

14.TROPICALISM
『光』ツアーで一番驚いた選曲と書きましたが、またもや登場です!
ある意味で、2011年に最も相応しい曲と言えるかもしれません。
いきなり激しくなってきました!

15.Call my name
ここ最近冷遇されている(?)と思われた、アルバム『TROPICALISM-0°』から、まさかの2曲連続。
歌詞には、震災後の神戸の人たちに向けたメッセージが出てきます。
東日本大震災の被災地の、一刻も早い復興を願って已みません。
自分にできる範囲でやっていきたいと思います。

16.神様の宝石でできた島
この曲は、本当に名曲だと思います。
会場が一体になれる感じも気に入っています。
嬉しい選曲でした。

17.風になりたい
やはり、島唄とこの曲は外すわけにはいきません。
大合唱が似合っています。
この曲も、会場を一つにする力を持っています。

18.赤春~せきしゅん~
『よっちゃばれ』の中で、最もライヴ映えする曲。
正直、ここまで盛り上がるとは思わなかった!
熱い、本当に熱い曲です。
激しく踊らせてもらいました!

19.月さえも眠る夜→聖しこの夜
THE BOOMにはクリスマスソングが無いと嘆いていましたが(笑)、クリスマスにピッタリの曲です。
そして、この曲を聴くと、条件反射的に鳥肌が立ってしまいます。
何なんでしょう、この壮大なスケールは。。。
なぜにここまで深い歌詞が書けるのか、と思わずにはいられません。

アンコール
20.情ションガイネ
ステージに浴衣姿の可愛らしい女の子4人が登場。
「ガイネーズ」の皆さんだそうで(笑)。
年末を通り越して、お正月を先取りしてしまいました。
そこがTHE BOOMのいけないところだそうです(笑)。
いつだって先取りしすぎて、音楽性に時代が付いてこなかったと冗談っぽく言っていましたが、
それはTHE BOOMにかなり当てはまっているようにも思います。
振り付けには、ちょいと付いていけないところがありました。
次回までに練習しておきます。。。

21.シンカヌチャー
10月に沖縄で開催された、「世界エイサー大会」の課題曲。
そして、5年に一度、沖縄の血を引く人たちが集まる「世界ウチナーンチュ大会」の応援ソング。
曲名は、「仲間達」を意味します。
再び太鼓のパフォーマンス集団も登場し、大いに盛り上がりました!
気が付いたら、つぼっちも拳を突き上げていました。

22.歌いたくない夜
アルバム『よっちゃばれ』で、最後まで残っていた曲。
震災後、歌で被災者を救えるのかと葛藤していたというMIYA。
この曲ができたのは震災前ですが、そういう状況と重ね合わせてしまいます。
しかし、結局は音楽は人を救うことができる。
前に進もうという気持ちになります。

この日はギターのタカシくんの誕生日(の前日)ということで、バースデーケーキも登場。
「星のラブレター」や「不思議なパワー」といった初期の定番曲はありませんでしたが、
すごく印象に残った、素敵なライヴでした!
タグ:THE BOOM
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のりりん

いいですね。やっぱりTHE BOOMは素敵ですね。実はまだアルバム買っていないのです。ゆっくりおいでは、聴くと泣いてしまいます。前のライブで泣いてしまった…。東京タワーなんて、ふだん聞けませんね。島唄。これが最高。いわずと知れたことなのですが、すべてをなげうってでも、これを聴けたらそれでいいと思うくらいの曲です。お知らせくださいまして、ありがとうございました。
by のりりん (2011-12-26 23:47) 

つぼっち

>のりりんさん
「すべてをなげうってでも」、本当にそれくらいの価値のある、
歴史に残る名曲だと思います。
今回の「島唄」を聴いていたら、本当に心が震えてきました。
アルバム『よっちゃばれ』、ぜひ聴いてみてください。
by つぼっち (2011-12-27 23:38) 

ちゃーりー

レポありがとうございます。
昨年はライヴへ行かれなかったので、つぼっちさんの記事を読んで楽しみました。
ミヤは祭りっぽい格好をして、はじけていたのかな。
クラウディアの歌声はいいですよねー。
よっちゃばれを聴きながら夕飯の支度をしようと思います^^
by ちゃーりー (2012-01-09 18:31) 

つぼっち

>ちゃーりーさん
去年は『光』と『平成よっちゃばれ!』、2回ライヴに行くことができました。
それぞれ違った印象を受けましたが、
今回はお祭りムードで非常に楽しめました。
ミヤとクラウディアのハモリは、最高の贅沢だと感じました。
by つぼっち (2012-01-12 23:40) 

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