2012.6.23 寄り道 四十七次～花鳥風月～ ＠たつの市総合文化会館 アクアホール [音楽]
本日は、毎年恒例の宮沢和史の弾き語りツアー・「寄り道」を観に行ってきました。
今年の「寄り道」は、「四十七次」ということで、四十七都道府県すべてを周るという、
壮大なツアーとなっています。
さらに、「花鳥風月」ということで、４パターンの公演が用意されています。
花…ゲスト・スペシャル企画
鳥…宮沢和史 with 鶴来正基+ストリングス
風…宮沢和史 with 鶴来正基
月…宮沢和史弾き語り
今日のたつの市（兵庫県）は「月」公演ということで、最もオーソドックスな形です。
たつの市は姫路の西に位置する都市で、そうめんの生産で有名なところでもあります。
MIYAも言っていましたが、THE BOOMが兵庫県でライヴをするなら、
まず神戸になってしまうでしょう。
たつののような、なかなか普段行かないような場所で開催されるのが、
「寄り道」の最大の魅力でもあります。
まずは、「故郷になってください」でスタートしました。
アルバム「No Control」の最後に収録されている曲ですが、シングルにもなっていて、
そのジャケットも含めて非常に気に入っている曲です。
いきなりこの曲が聴けたのは、非常にラッキーでした。
さらに、「からたち野道」と、THE BOOMの曲が続きます。
東日本大震災の後に聴くと、「もう二度と辛い日が来ませんように」という歌詞が胸に響きます。
早くも鳥肌が立ってしまいました。
THE BOOMがデビューしてから、今年で23周年となりますが、兵庫県を訪れたのは、
THE BOOMで32回、ソロで6回、合計38回だそうです。
1年に1回以上訪れているということで、兵庫県には馴染みがあると言っていました。
今日の会場は、そうめんで有名な揖保川の近くにあるのですが、
MIYAもそうめんチャンプルーを作るときに愛用しているとのことでした。
そして、THE BOOMの最新アルバム「よっちゃばれ」から2曲続きます。
まずは「月光」。この曲は年末のTHE BOOMのライヴで聴いたとき、
思わず泣きそうになってしまった名曲です。
http://furafura-life.blog.so-net.ne.jp/2011-12-26
今日はハモリは無かったものの、歌詞がストレートに伝わってきて、
やっぱり感動してしまったのでした。
次に「愛という言葉」。この曲は弾き語りでこそ良さが分かるのではないかと思いました。
話題は、去年出演したドラマ・「南極大陸」のことに。
久し振りのドラマ出演ということで緊張していたそうですが、
楽屋に入るといきなり七三分けにされてしまったそうで（笑）。
ドラマの収録は長時間にわたるということで、
かなり強力な塗料（？）でガチガチに固められたそうです。
しかし、初対面の堺雅人さんも同じく七三分けの役柄ということで、親近感を覚えたとのこと。
THE BOOMの知名度アップのために挑戦したドラマということでしたが、
あのキムタクを叱る役ということで、イメージダウンが心配だとか。。。
続いて、美空ひばりの「みだれ髪」。
昨年の「光」ツアーでも弾き語りをしたように、この曲に対するMIYAの思いはかなり強いようです。
http://furafura-life.blog.so-net.ne.jp/2011-05-08
今回はタンゴバージョンでした。
福島での「花鳥風月」開催のときに、再び塩屋の岬を訪れたそうです。
前回と違って瓦礫は無くなっていたけど、まだ生活の匂いが感じられなかったそうです。
もちろん、そこに暮らしている人はいるわけですが、
まだ復興といえるまでには時間が掛かるということでしょう。
三線が登場し、沖縄の曲が続きます。
一番嬉しかったのは、GANGA ZUMBAの「楽園」が聴けたこと。
MIYAはたくさんバラードを作っていますが、この曲は正に真骨頂といった感じです。
（イメージ的には、上の「月光」と似ている感じがします。）
8月には渋谷でGANGA ZUMBAのライヴ（恐らく今年唯一）も開催されます。
関西にもいつか来て欲しいなぁ。
そして、「島唄」。
『終戦』の定義にはいろいろあるでしょうが、今日は沖縄での日本軍の組織的戦闘が終わった日。
そんな節目の日の島唄、「このまま永久に夕凪を」の歌詞に心を揺さぶられます。
基地問題がまったく解決していない現状、政府はどれだけ沖縄を愚弄すれば気が済むのだろうか？
アンコールは、BOOMファンにはたまらない展開でした。
まずは「中央線」。
やっぱり弾き語りにはフォークがよく似合います。
ハーモニカの音色に完全にやられてしまいました。
鳥肌がびっしりです。
甲府にいた頃にオーディションを受けたものの、落ちてしまったMIYA。
審査員に、「君の曲は暗い」と言われたそうで。。。
確かに、THE BOOMにも明るい曲は少ないです。
「『明るい』ってどういうこと？」と悩んだりもしたそうで（笑）。
でも、そういうのは得意な人に任せて、自分は暗い曲でもいいやということで。。。
次は、「THE BOOMで一番明るい曲」ということで、
ついにつぼっちのiPod最高再生回数（479回）を誇る、念願の「SUPER STRONG GIRL」が
聴けるのかと、ドキドキして待っていたら。。。
「風になりたい」。
明るいんだけども、歌詞は少し暗い部分もある気がします。
そしていつの日か、オリジナルの歌詞で聴けるようになるといいなぁ、と願っています。
（東日本大震災の被災者に配慮して、一部歌詞を変更して歌っているため）
あっという間の2時間でしたが、19時過ぎでもまだ結構明るいです。
たつのの田園風景が広がる中の会場で聴いた弾き語りは、
忘れることができないものになりました。
今年の「寄り道」は、「四十七次」ということで、四十七都道府県すべてを周るという、
壮大なツアーとなっています。
さらに、「花鳥風月」ということで、４パターンの公演が用意されています。
花…ゲスト・スペシャル企画
鳥…宮沢和史 with 鶴来正基+ストリングス
風…宮沢和史 with 鶴来正基
月…宮沢和史弾き語り
今日のたつの市（兵庫県）は「月」公演ということで、最もオーソドックスな形です。
たつの市は姫路の西に位置する都市で、そうめんの生産で有名なところでもあります。
MIYAも言っていましたが、THE BOOMが兵庫県でライヴをするなら、
まず神戸になってしまうでしょう。
たつののような、なかなか普段行かないような場所で開催されるのが、
「寄り道」の最大の魅力でもあります。
まずは、「故郷になってください」でスタートしました。
アルバム「No Control」の最後に収録されている曲ですが、シングルにもなっていて、
そのジャケットも含めて非常に気に入っている曲です。
いきなりこの曲が聴けたのは、非常にラッキーでした。
さらに、「からたち野道」と、THE BOOMの曲が続きます。
東日本大震災の後に聴くと、「もう二度と辛い日が来ませんように」という歌詞が胸に響きます。
早くも鳥肌が立ってしまいました。
THE BOOMがデビューしてから、今年で23周年となりますが、兵庫県を訪れたのは、
THE BOOMで32回、ソロで6回、合計38回だそうです。
1年に1回以上訪れているということで、兵庫県には馴染みがあると言っていました。
今日の会場は、そうめんで有名な揖保川の近くにあるのですが、
MIYAもそうめんチャンプルーを作るときに愛用しているとのことでした。
そして、THE BOOMの最新アルバム「よっちゃばれ」から2曲続きます。
まずは「月光」。この曲は年末のTHE BOOMのライヴで聴いたとき、
思わず泣きそうになってしまった名曲です。
http://furafura-life.blog.so-net.ne.jp/2011-12-26
今日はハモリは無かったものの、歌詞がストレートに伝わってきて、
やっぱり感動してしまったのでした。
次に「愛という言葉」。この曲は弾き語りでこそ良さが分かるのではないかと思いました。
話題は、去年出演したドラマ・「南極大陸」のことに。
久し振りのドラマ出演ということで緊張していたそうですが、
楽屋に入るといきなり七三分けにされてしまったそうで（笑）。
ドラマの収録は長時間にわたるということで、
かなり強力な塗料（？）でガチガチに固められたそうです。
しかし、初対面の堺雅人さんも同じく七三分けの役柄ということで、親近感を覚えたとのこと。
THE BOOMの知名度アップのために挑戦したドラマということでしたが、
あのキムタクを叱る役ということで、イメージダウンが心配だとか。。。
続いて、美空ひばりの「みだれ髪」。
昨年の「光」ツアーでも弾き語りをしたように、この曲に対するMIYAの思いはかなり強いようです。
http://furafura-life.blog.so-net.ne.jp/2011-05-08
今回はタンゴバージョンでした。
福島での「花鳥風月」開催のときに、再び塩屋の岬を訪れたそうです。
前回と違って瓦礫は無くなっていたけど、まだ生活の匂いが感じられなかったそうです。
もちろん、そこに暮らしている人はいるわけですが、
まだ復興といえるまでには時間が掛かるということでしょう。
三線が登場し、沖縄の曲が続きます。
一番嬉しかったのは、GANGA ZUMBAの「楽園」が聴けたこと。
MIYAはたくさんバラードを作っていますが、この曲は正に真骨頂といった感じです。
（イメージ的には、上の「月光」と似ている感じがします。）
8月には渋谷でGANGA ZUMBAのライヴ（恐らく今年唯一）も開催されます。
関西にもいつか来て欲しいなぁ。
そして、「島唄」。
『終戦』の定義にはいろいろあるでしょうが、今日は沖縄での日本軍の組織的戦闘が終わった日。
そんな節目の日の島唄、「このまま永久に夕凪を」の歌詞に心を揺さぶられます。
基地問題がまったく解決していない現状、政府はどれだけ沖縄を愚弄すれば気が済むのだろうか？
アンコールは、BOOMファンにはたまらない展開でした。
まずは「中央線」。
やっぱり弾き語りにはフォークがよく似合います。
ハーモニカの音色に完全にやられてしまいました。
鳥肌がびっしりです。
甲府にいた頃にオーディションを受けたものの、落ちてしまったMIYA。
審査員に、「君の曲は暗い」と言われたそうで。。。
確かに、THE BOOMにも明るい曲は少ないです。
「『明るい』ってどういうこと？」と悩んだりもしたそうで（笑）。
でも、そういうのは得意な人に任せて、自分は暗い曲でもいいやということで。。。
次は、「THE BOOMで一番明るい曲」ということで、
ついにつぼっちのiPod最高再生回数（479回）を誇る、念願の「SUPER STRONG GIRL」が
聴けるのかと、ドキドキして待っていたら。。。
「風になりたい」。
明るいんだけども、歌詞は少し暗い部分もある気がします。
そしていつの日か、オリジナルの歌詞で聴けるようになるといいなぁ、と願っています。
（東日本大震災の被災者に配慮して、一部歌詞を変更して歌っているため）
あっという間の2時間でしたが、19時過ぎでもまだ結構明るいです。
たつのの田園風景が広がる中の会場で聴いた弾き語りは、
忘れることができないものになりました。
THE BOOMに引っ掛かり、登場です。いいですねえ。行かれたのですね。「からたち野道」好きです。私は、この曲沖縄の戦後をうたっているように思えるのです。沖縄バージョンをたくさん聴いたときに一緒に聴いたものですから。暗い曲が多いというのも少しわかりますが、曲ってそういうものではないでしょうか。「風になりたい」も好き。好きな曲を言えばいっぱいあげられますよ。ちなみに今日は、車中セレクトは、四重奏でした。つぼっちさん、ありがとうございます。
by のりりん (2012-06-29 23:43)
＞のりりんさん
「からたち野道」はいつ聴いても泣けます。
そう考えると暗い曲が多いというのも頷けますが、
やはり歌詞が深いからこそ、そうなるのだと思います。
弾き語りだから、余計にそう感じたのかもしれません。
by つぼっち (2012-06-30 23:28)
レポありがとうございます!!!
ワクワクしながら読ませていただきました。
楽園を歌ったのですね。いいないいなぁ～。
来月の、GANGA ZUMBAのライブは都合が悪くていかれないのです。
せっかく近くでやるのにぃー。とっても残念です。
by ちゃーりー (2012-07-05 17:19)
＞ちゃーりーさん
「楽園」は以前の寄り道でも演奏されましたが、
やっぱり何度聴いても素晴らしいです。
久し振りに、GANGA ZUMBAのライヴにも行ってみたくなりました。
by つぼっち (2012-07-08 22:55)