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第73回 菊花賞 [競馬]

今日は京都競馬場で、牡馬クラシック最終戦・菊花賞(GⅠ)が開催されました。
先週の秋華賞ではジェンティルドンナが圧倒的1番人気に応えて牝馬三冠を達成しましたが、
菊花賞も圧倒的に人気を集めた馬がいました。

第73回 菊花賞 019.jpg
皐月賞馬・ゴールドシップ。

皐月賞を勝ったときに、三冠達成の夢が広がると書きましたが、
http://furafura-life.blog.so-net.ne.jp/2012-04-15
残念ながらダービーは展開が合わずに5着。
三冠の夢は途切れたものの、秋初戦の神戸新聞杯(GⅡ)は、
明らかに仕上がり途中と思われる馬体にも関らず圧勝でした。

ところで、日本ダービー上位入線馬のその後は、以下のようになっています。
1着 ディープブリランテ…海外遠征後、菊花賞直前で屈腱炎を発症、長期休養へ。
2着 フェノーメノ…秋初戦のセントライト記念(GⅡ)を快勝するものの、適性を考慮して天皇賞へ。
3着 トーセンホマレボシ…ダービー後に屈腱炎を発症、そのまま引退。
4着 ワールドエース…ダービー後に屈腱炎を発症、長期休養中。
5着 ゴールドシップ…上記の通り

ダービー1・3・4着の馬が、サラブレッドにとって不治の病といわれる屈腱炎を発症していますが、
いずれもディープインパクト産駒です。
そして、2・5着の馬は秋初戦を快勝してGⅠに向かうわけですが、この2頭はステイゴールド産駒。
これは、果たして偶然のことなのでしょうか?
ステイゴールドの種牡馬としてのポテンシャルの高さは、凄いものがあると思います。
彼が種牡馬入りしたとき、失礼ですがここまでやってくれるとは思っていませんでした。
また、ここまで有力馬の故障が続出するのは、間違いなく馬場が固すぎるせいだと思います。
ガチガチに固い芝ならレコードタイムも出るでしょうが、馬を壊してしまっては何の意味もありません。
この辺りのことをJRAはよく考えないと、どんどん競馬ファン離れが進んでしまうことでしょう。


ということで、ダービー上位馬の中で菊花賞に出走したのはゴールドシップのみ。
なので、ゴールドシップの単勝オッズは1.4倍、他の17頭はすべて10倍以上と、
分かりやすいぐらいに人気が集中してしまいました。
さすがに単勝で勝負するわけにもいかないので、
ゴールドシップ1着固定の馬単(1・2着を着順通りに当てる馬券)を買うことにします。

そこで浮上してきたのは・・・
第73回 菊花賞 028.jpg
セントライト記念2着馬・スカイディグニティ。
まず、名前がかっこよくて気に入りました(笑)。
でも気に入ったのは名前だけではありません。
セントライト記念はフェノーメノの2着だったのですが、正直言ってつぼっちは、
フェノーメノが菊花賞に出てきた場合は本命にする予定でした。
2着でもかなりの能力を持っていると感じました。
またこの馬は、ゴールドシップとは未対戦というのも魅力です。
ゴールドシップからスカイディグニティを厚めに、
あとは神戸新聞杯組以外の上り馬をちょろちょろっと買うことにします。

レースはゴールドシップのスタートが悪く、最後方につけてスタンドがどよめきます。
しかし3コーナーから徐々に進出、直線出口では先頭に立とうというところまできていました。
直線では後続を突き放し、スカイディグニティが上がってきましたが、すでに勝負ありでした。

それにしても、今日のゴールドシップの勝ち方は圧巻の一言でした。
三冠は逃しましたが、去年の三冠馬・オルフェーヴルとも十分に勝負になると思うほどの強さです。
次走は未定ですが、オルフェーヴル・ジェンティルドンナとの対戦がぜひ実現して欲しいです。
スカイディグニティも力をつけてきたなぁ、という内容でした。
一線級とはまだ力の差があるかもしれませんが、今後が楽しみな馬です。

また、菊花賞の上位入線馬の血統を見ると非常におもしろいです。
1着 ゴールドシップ…父ステイゴールド、母の父メジロマックイーン
   (去年の三冠馬オルフェーヴルと同じ配合)
2着 スカイディグニティ…父ブライアンズタイム(三冠馬ナリタブライアンの父)
3着 ユウキソルジャー…父トーセンダンス(菊花賞馬ダンスインザダークの弟)

こうして見ると、血統的に菊花賞が向いている馬ばかりです。
また、春先に猛威を振るったディープインパクト産駒は7頭が出走しましたが、
掲示板に載ったのは4着のベールドインパクトのみ。
何だか、血のロマンを感じずにはいられません。


第73回 菊花賞 062.jpg
最高2億円のチャンスがあるWIN5ですが、今日の払い戻しは何と7,320円。
払い戻しは過去最低で、初めて1万円を切ってしまいました。
今日は1番人気が勝ちまくっていたので、的中はするものの払い戻しはちょっと寂しい感じでした。

昨日の京都11レースでは、3着に3頭が同着(57年ぶり)という珍事が起こったりと、
秋競馬もなかなかおもしろくなってきています。
(今日も3着に2頭同着はありましたが。。。)
今日も何とか勝ちを拾え、つぼっちの秋競馬も絶好調です。
天高く馬肥ゆる秋、競馬観戦にはピッタリの楽しい一日でした!

※2012年の回収率 104.8%(10月21日終了時点)
タグ:菊花賞
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コメント 2

takechan

競馬はやりませんが、行楽、スポーツには最適の
一日でしたね。
by takechan (2012-10-22 05:26) 

つぼっち

>takechanさん
むしろ暑いぐらいで、絶好の競馬日和でした!
by つぼっち (2012-10-26 23:49) 

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