明覚~森林公園 [街歩き]
今日は、埼玉県を歩いてきました。
13:20頃、八高線の明覚駅に到着。
旧都幾川村にある駅で、玉川村との合併により今は「ときがわ町」となっています。
駅前はいたって穏やかで、のんびりとしたムードです。
八高線沿線だけあって、山が近いですね。
さて、駅前の道を進んで八高線をくぐると、すぐに旧玉川村に入ります。
町の名前にもなっている都幾川沿いを歩いていきます。
「ひと市」の交差点に出てきました。正確には「一ト市」と書くようです。
「いち(一)」と「いち(市)」でカタカナの「ト」を挟んでいて、おもしろい地名です。
都幾川は穏やかな流れでどこかの高原に来たような錯覚に陥ってしまいます。
ここで少し進路をずらして、県道172号線に入ります。
道なりに歩いていくと、ときがわ町から嵐山町に入ります。
この辺りは、広い農地が広がっています。
酪農が行われているようで、独特のにおいがしてきました。
「サイレージ」と呼ばれる、家畜のエサがビニールに入っています。
なかなか酸っぱそうなにおいがしています。よく発酵しているようですね。
再び県道172号線を歩いていくと、「大蔵館跡」がありました。
平安末期に、源義賢が住んでいたそうです。
歴史に疎いつぼっちには、源義賢がどんな人物だったのかさっぱり分かりません。
近くに源義賢のお墓もひっそりとありました。
都幾川を渡って、東松山市に入ります。
橋をわたってすぐに、沼がありました。
いくらきれいな水でも、帰化生物が棲んでいるようでは良い環境とは言えないようです。
岡山にも、「ヌートリア」という、外来のドブネズミみたいな生物がいます。
自然、というものについて考えさせられてしまいました。
沼には水が無くて、「死の沼」という言葉が似合いそうな感じでした。
もはや、外来どころか生物自体が見られない冬の沼でした。
暖かい時期にはどうなっているのでしょうか。
国道254号線に出ると、市街地といった感じになりました。
ここから森林公園方面を目指します。
「東松山工業団地」を抜けて、冬の寂しい感じがする道を歩いていきます。
関越自動車道を越えて、北に進路を変えると滑川町に入ります。
東武東上線の線路を越えて、線路方向へ引き返し、16:40頃、森林公園駅に到着。
すっかり夕暮れ時になってしまいました。
たくさんの地区を歩くことができて、(分からないけど)歴史にも触れられたし、
お腹いっぱいの街歩きでした。
この調子で、まだまだ貪欲に歩いていきますよ!
始めまして!
こちらのBlogを拝見していたらどこかに散歩に出かけたくなりました!!!
by (2008-01-19 23:03)
源義賢は、木曾義仲のお父様ですね。確か源頼朝の兄、義平に討ち取られたと思いました。。
自然も一杯、歴史も一杯、散歩していても楽しいところですね。。
by (2008-01-20 19:44)
いいですね、こういう史跡。
by mo (2008-01-20 22:33)
>uranさん
ようこそお越し下さいました。
今の時期、散歩にはちょっとこたえますが、空気も澄んで、
歩き甲斐がある時期でもあります。
ぜひ、歩いてみてください!
by つぼっち (2008-01-21 18:33)
>水郷楽人さん
うわ~、頼朝以外、全然分からない・・・
義経以外にも、兄弟がいたんだなぁ、という感じです。
あまりの無知っぷりを露呈してしまいましたが、
やっぱり歴史を勉強しておけば良かったと、今になって思います・・・
by つぼっち (2008-01-21 18:36)
>moさん
横にある説明文を読んでもさっぱり分からなかったんですが、
雰囲気がよさそうだな、という感じです・・・
by つぼっち (2008-01-21 18:38)