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救世主はミミズ? [ニュース]

ゴミ処理場が慢性的に不足している香港で、
ゴミを処理するために8000万匹のミミズを投入するとのニュースが。

うにょうにょと絡まっている8000万匹のミミズを想像して、
思わず「おえっ」となってしまいましたが、一体どれほどの効果があるのでしょう。
ミミズである程度の量が処理できて、しかも肥料になるのなら、
ほとんどデメリットもなく、かなり画期的なことではないでしょうか。

日の当たらない場所に棲んでいるミミズが、
ついに日の目を見るときが来たのかもしれません。
そう思うと、猛暑のせいで道端で干からびて死んでいたミミズが、
何だかとてもかわいそうに思えてきました。

処理しきれないほどのゴミを出している我々を救ってくれる、救世主になれるのでしょうか。


どうなるの? WTO交渉 [ニュース]

赤城農相がWTO交渉を終えてスイスから帰国した。

今回も、従来と同じような主張をしているが、どうも主要国の立場が強く、
日本など、農産物輸入国は厳しい立場にある。
日本としては、粘り強く、譲れるところは譲る、
譲れないところは絶対に譲らないという姿勢でいかなければいけないのだが、
各国とも、その「譲れない」部分がぶつかり合い、交渉がまとまる気配が無い。

日本は、米や小麦など重要な品目に高関税をかけて、国内の農家を保護している。
食料自給率がカロリーベースで40%という現在、これは当然のことだが、
WTOの目指すところである「自由貿易」の観点からすれば、
おいおい、おかしいじゃないか、ということになってしまう。
WTOでは、関税に上限を設けて、国内農業の「過保護」を防ごうとしている。
ただ、各国とも、柱となる品目(日本なら米)があるので、
それは上限関税を設けないようにしようぜ、という考えがある。
その、上限関税から逃れる「重要品目」を、全体の何%にするかでもめている。
今のままでは、重要品目を設定しても、米と小麦だけで終わってしまう。
あとの品目は、安い輸入品に押されて国内の生産は壊滅・・・
これは何としても避けなければならない。

・・・というような事情を、WTOに加盟している150の国・地域がそれぞれ持っている。
こんなんで、話がまとまるわけがない。
「自由貿易」なんて、絵に描いた餅だったのだろうか?
すると、そもそも、WTOの存在意義って何なのだろうか?
グローバル化が進む中、世界は閉鎖的な方向に進んでしまうのだろうか?
下手すりゃ、鎖国みたいになってしまう。

何といっても、交渉に当たる大臣の金の使い方が不透明だ。
よく、F1ドライバーは恐怖心が欠けていて、政治家は羞恥心が欠けている、と言われる。
正常な感覚を持った人に、国内農業の行方を賭けた交渉に当たって欲しいものだ。


農林水産省賞典・安田記念 [ニュース]

松岡農水相の自殺は非常に衝撃的でした。
現役の閣僚が自殺するのは初めてだそうです。

「ナントカ還元水」とか、官製談合とか、ダーティーなイメージが強く残っていますが、
自殺という結末を迎えたことによって、そのイメージは薄れるどころかより一層強く残っています。
いずれにしても、大臣にまで登りつめた人の責任の取り方ではないと思います。
やはり、早く辞めさせるべきだった。

一番割を食うのは、まじめに農業に取り組んでいる人たちです。
今の農業は、昔の補助金バラまきから、いいものを作った人が
たくさんの収入を得られるように変わってきています。
また、WTOやFTAの対応など、日本の農業は大きな転換期にあります。
そんな大事な時期に、こんなことで足踏みしていることが残念です。
一刻も早く、まじめな後任者を選んで欲しい。
それが首相の務めでしょう。

それにしても、今週は楽しみな「農林水産省賞典」安田記念が開催されます。
表彰など、いったいどうなってしまうのでしょうか。
思わぬ形で水をさされてしまいました。


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