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国産の木材について [ニュース]

今朝、箱根で目覚めてうとうととニュースを見ていたら、林業に関するニュースが。

最近、輸入材の価格が上昇し、国産材の人気が上がっているようです。
これは日本の林業に追い風だな、と思って見ていたら・・・

木を切り出すための「作業道」が不足していると言うのです。
伐採に適した樹齢60年くらいの木が山奥にいっぱいあるのに、
作業道がなく、伐採できていないらしいのです。
日本の人工林の3分の2が、作業道不足という話です。
もったいない!何でだろう?と思っていたら・・・
こういった山奥の人工林は、所有地の境界線があいまいで、
作業道を作ろうとすると必ずもめるため、作業道を作るのは困難ということらしい。
確かに、どこが境界か、なんてロープを張っているわけでも無さそうだしなぁ。

続いて、北海道のカラマツ林の元気がいいようです。
炭坑の骨組みに使われていたカラマツは、割れやすいという、
木材としての致命的な欠点を持っていました。
そこで木のソリにヒントを得て、水分をたくさん含ませることでその欠点を技術的に克服し、
今では粘りのある北海道産の木材とのことで人気が出ているようです。

やっぱり、木でできた家は暖かみがあっていいなぁ、と思います。
国産だったら、なおさら親しみが持てるし、人気が出ているのでしょうね。


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屋久島の屋久杉は、形が悪くて伐採されなかったモノ。
ということは、樹齢が1000年を超えてようが、商品として価値があればどんどん伐採してたんですよね。
今は屋久島で杉を切る事は禁止されています。
以前に切ってあった杉は多少商品価値が低くても高価で売られています。
by (2007-09-16 06:54) 

greens

「nice」有難うございます。08年から世界では森林伐採規制が始まり、国産材がより見直されるとでしょう。”救世主”は木では。
by greens (2007-09-16 10:18) 

道がなくては、切り出せませんからね~。
このように、作業道を専門に作る仕事をしていらっしゃる方も
いるんですよ(^_^)
「木」の良さが見直されると嬉しいのですが。。。
by (2007-09-16 15:32) 

つぼっち

実家の周りの山が、人間が手を入れていないせいで、
荒れ始めて、竹が多くなってきています。
竹林は見栄えが悪いし、植生的にもよくないですから、
やはり「適切に木を切る」人が絶対に必要だと思います。
ハード・ソフト両面で課題は多いようですが、
明るい話題もあるので、国産材にがんばって欲しいです。
by つぼっち (2007-09-16 22:01) 

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