清原の引退表明に思う：つぼっちのふらふらブログ：SSブログ

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清原の引退表明に思う　[野球] [編集]

オリックス・清原がついに今季限りでの引退を表明しました。
桑田・野茂に続いて、一時代を築き上げた名選手が、また１人現役を退くことになりました。

ＫＫコンビ・野茂といえば、つぼっちが死ぬほどはまった野球ゲーム、
「実況パワフルプロ野球’94」の中で、最高クラスに位置する選手でした。
（野茂は、シリーズの中でもこの作品にしか登場しなかった記憶があります。）
ゲームでも再現できる「平成の名勝負」、やはり打者は清原でなければ成立しなかったと思います。

といっても、野茂はともかくＫＫコンビは、94年の時点でかなりの実績を積み上げており、
ベテランの域に達していたと思います。
つぼっちが物心ついた時には、清原は既に西武の４番を打っていたし、
ＰＬ時代のことはまったく知りません。
それでも、秋山とＡＫ砲を張っていた（むしろデストラーデも併せたＡＫＤ砲）頃の印象は強烈でした。
打撃三冠タイトルについて、「無冠の帝王」で終わってしまうのが信じられません。

清原について、よく「晩節を汚した」という意見を聞きますし、
オリックス移籍後の成績を見ると、あながち間違っていないように思います。
ここからは、完全につぼっちなりの捉え方ですが・・・
巨人から戦力外通告を受けて自由契約になるという、それまでの実績を考えると、
とてつもなく屈辱的な扱いを受けた清原。
普通なら、そこで引退してもおかしくないはずです。
いくら仰木ＳＡの熱いオファーがあったとはいえ、肉体的にも周囲の期待に応えるのは難しいことは、
清原自身も分かっていたんじゃないでしょうか。
それでも限界まで挑戦した清原を、少なくとも2007年までは、つぼっちは肯定的にみています。
（獲得の経緯から、球団からは辞めさせられないだけに、2008年の評価はちょっと厳しいかな・・・）

結局、清原は持てる才能を発揮することなく終わってしまうように思います。
もし、阪神の金本のようなトレーニングをしていたら、一体どのくらいの成績を残していたのか・・・？
それを考えると残念でもあり、でもやっぱりそうはいかなかったところが、
「清原和博」の魅力なのかもしれません。

つぼっちなりの「清原論」を考えてみたところで、やっぱり凄い選手なんだと思い知らされたのでした。
引退までに、何とかもう１本ホームランを！

タグ：野球