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第26回 マイルチャンピオンシップ [競馬]

あいにくの雨の中、京都競馬場までマイルCSを観戦してきました。

雨が降り始めたのは昼過ぎだったこともあり、良馬場での開催となりました。
つぼっちは泥んこ不良馬場での開催も好きなんですが、
短距離戦は良馬場で思いっきり飛ばして欲しいので、一安心です。

レースは最後の直線で1番人気・カンパニーが抜け出し、期待に応えての勝利となりました。
カンパニーといえば前走・天皇賞(秋)で、JRA平地GⅠ最高齢勝利(8歳)を記録しています。
(ちなみに競走馬は、その誕生日に関係なく1月1日に歳をとる決まりになっています。
よって、最高齢勝利も「8歳」という表現しかできませんし、
今回の勝利が最高齢勝利を更新することにもなりません。
ただし出産の時期は春先と決まっているので、「早生まれ」のような概念は存在しません。)
8歳という年齢は、ダービーに代表されるクラシック競走の出走条件が「3歳」であること、
つまり競走馬としてのピークが大体3歳前後であることを考えると、倍以上の年齢になります。
そう考えると、今日のカンパニーの勝利、しかも1番人気に応えてのものということには、
ただただ驚くばかりです。
今日がラストラン、これで引退となりましたが、
ここまで現役を続けてこられた体の丈夫さも凄いと思います。
まさに、「名馬」と呼べるでしょう。

そして、もう1つ驚くのが、カンパニーがミラクルアドマイヤ産駒であるということ。
つぼっちは、カンパニーがクラシック戦線を沸かせるまで、
ミラクルアドマイヤという馬名をまったく知りませんでした。
それもそのはず、ミラクルアドマイヤは3戦して未勝利戦を勝っただけで引退した馬です。
普通なら誰の記憶にも残らないまま処分されていてもおかしくないですが、
ダービー馬・フサイチコンコルドの弟ということで、
血統の良さを買われて種牡馬入りしたのでした。
しかし種牡馬としての成績はさっぱりで、去勢されて乗馬になってしまったのでした。
皮肉にも、その後にカンパニーがGⅠ勝利ということになってしまいました。
ですから、カンパニーには種牡馬としてがんばって欲しいと思います。
ミラクルアドマイヤの血を繋いでいって欲しい。

そして、つぼっちは横山典弘騎手がGⅠを勝つところを、初めて生で観ることができたのでした。
ヨコテンといえばセイウンスカイの頃(1998年)から、つぼっちが1番好きなジョッキーです。
勝利後のおなじみのジャンプも見ることができました。
09マイルチャンピオンシップ 010.jpg
勝利ジョッキーインタビューはよく聞き取れなかったけど、とにかくおめでとう!

それにしても、3連勝で引退とは、8歳がピークなのではないかと思ってしまいます。
競馬には、不思議なことがいっぱい起こります。
だからこそ、おもしろいのだと思わずにはいられません。
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