サクラユタカオー逝く

種牡馬を引退して余生を送っていたサクラユタカオーが、23日に死亡しました。
28歳ということで、サラブレッドとしてはかなり長生きをしたことになります。

しかし、つぼっちはサクラユタカオーの現役時代を知りません。
94年から競馬を見始めたので、産駒のサクラバクシンオーもあまり記憶に残っていません。
何といっても、「エアジハードの父」というイメージが強いです。

つぼっちが大好きな馬に、グラスワンダーがいます。
98年の有馬記念で1年ぶりに勝利し、骨折から復活した怪物。
99年は京王杯スプリングカップを勝ち、続く安田記念も勝利は間違いないと思っていました。
しかし、ゴール前でグラスワンダーに襲い掛かった馬がいました。
それが、サクラユタカオー産駒のエアジハードでした。

正直、安田記念の勝利はフロックだと思っていました。
しかし、1番人気で迎えたマイルチャンピオンシップを完勝。
グラスワンダーに勝ったのは実力であったことを思い知らされ、
エアジハードは好きな馬の1頭になりました。

サクラバクシンオーとエアジハードを出し、内国産種牡馬のエースだったサクラユタカオー。
ダビスタでも、よく種付けをした記憶があります。
ゲームでも、優秀な産駒をたくさん出してくれました。
サクラバクシンオーはショウナンカンプ、エアジハードはショウワモダンと、
それぞれGⅠを勝った牡馬を出しています。
後継種牡馬として頑張って欲しいです。
ユタカオーの血が、ずっと繋がっていきますように。