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第91回 凱旋門賞 [競馬]

怪物・オルフェーヴルが出走ということで、
地上波で中継されるほど注目された、今年の凱旋門賞。
ただ、最強クラスの牝馬2頭(スノーフェアリーとデインドリーム)が回避ということで、
個人的には出走メンバーに寂しさを感じていたのですが。。。
過去90回の歴史の中で、欧州以外の馬が凱旋門賞を勝ったことはありません。
簡単にはいかないだろうなぁ、と思ってテレビ観戦していました。

結果から言うと、オルフェーヴルが直線早めで抜け出し、このままちぎるかと思われたのですが、
残り50mのところで、一度抜き去ったフランスの牝馬・ソレミアに差し返されて、2着に終わりました。

つぼっちの感想としては、惜しいというよりも、ショックの方が大きいというところです。
というのも、オルフェーヴルとしては道中折り合っていて、完璧なレース運びだと思ったのですが、
最後は失速してしまいました。
国内では100%の力を出し切っていないと言われていたオルフェーヴルですが、
ついに限界を見せてしまったのかなぁ、と思いました。
そして、国内最強馬が限界まで力を出しても、勝ち切ることは出来ないという事実。
一度ちぎられても、さらに差し返すことができる馬がいるということです。
正直言って、スノーフェアリー・デインドリームが無事に出走していたら、
ソレミアの1馬身以上前を走っていたのではないかと思ってしまいました。
(競馬で、たらればの話をしても仕方が無いことは分かっているのですが。。。)
オルフェーヴルは「世界最強クラス」の1頭だとは思いますが、
「世界最強」とは大きな差があることを思い知らされました。
一体どんな馬で挑めば、日本馬が凱旋門賞を勝つことができるのでしょうか?

今まで、この馬なら凱旋門賞を勝てるとつぼっちが思った日本馬が2頭います。
1頭目は、エルコンドルパサー。
4歳時(1999年)は欧州に長期遠征して、ライバルとの力関係も分かっていたので、
かなりの確率でいけると思っていましたが、結果は2着。
2頭目は、3歳時(2009年)のブエナビスタです。
牝馬クラシック2冠を制し、その末脚の強烈さから、
直線の長いロンシャン競馬場でも十分に通用すると思ったのですが、
夏の札幌記念(GⅡ)を負けたことにより、結局は回避。
あの時挑戦していれば。。。と今でも残念に思います。

今回も牝馬にやられてしまったわけですが、負担重量を考えると、3歳時に挑戦しなければ、
日本馬が凱旋門賞を勝つことは出来ないように感じます。
(負担重量的に、3歳馬が圧倒的に有利。
エルコンドルパサーのときを見て、特にそう思います。)
一番可能性が高いのは、皐月賞・ダービーを勝った2冠馬が3歳時に挑戦する場合だと思いますが、
これは果たして国内の競馬ファンの理解を得られるのか。。。?
(凱旋門賞に挑戦すると、3冠目の菊花賞を回避せざるを得ないので)

今回の結果は残念でしたが、オルフェーヴル自身はよくやったと思います。
3着以下は大きく引き離したわけですし。
世界はまだまだ凄いんだなぁと感じつつも、いつか日本馬が凱旋門賞を制することを夢見ています。
来年も現役続行するのか分かりませんが、帰国したら、また凄い走りを見せて欲しいです。
オルフェーヴル、お疲れ様でした。
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コメント 2

masa

新聞で見ただけですが、よくやったと思います。
とともに悔しいですね。ほんのわずかの差だったので・・・
by masa (2012-10-08 19:01) 

つぼっち

>masaさん
ほんのわずかですが、とてつもなく大きな差にも感じました。
まずは無事に帰ってきて欲しいです。
by つぼっち (2012-10-09 23:46) 

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