まほろ駅前番外地 [本]
奴らが帰ってきた!
以前ご紹介した、つぼっちの大好きな小説・「まほろ駅前多田便利軒」。
http://furafura-life.blog.so-net.ne.jp/2010-04-22
今回はその続編・「まほろ駅前番外地」の紹介です。
東京都に属しながら、神奈川県に突き出るような位置にある、
架空の都市・「まほろ市」が今回も舞台になっています。
本作では、多田と行天の最強便利屋コンビ以外の視点で話が進むスピンオフ的な話もあり、
登場人物の意外な一面を知ることもできます。
脇役にもしっかりとしたキャラ設定がしてあるところも嬉しいです。
もちろん、本作でも多田と行天の絶妙な会話は健在。
というより、さらに磨きがかかっている感じです。
相変わらず仕事の依頼はヘンテコなものばかりですが、依頼人も変わり者ばかりで、
依頼人も含めた3人の会話に、じわじわと笑いがこみ上げてきます。
何だか、まるで自分もまほろに住んでいるような錯覚を覚えるほど、どんどん引き込まれてしまいます。
しかし、前作が希望を持てる終わり方だったの対し、
本作はかなり暗いというか、ショッキングな終わり方です。
多田と行天、2人の心の傷はまだ癒えていないのか。。。
傷ついた2人は救われるのか、続きが読みたくなる終わり方でした。
といっても、全体的にはやっぱりホッとするような、心が温まる話なのでおススメです!
タグ:三浦しをん
私も好きなんですよ~この小説☆
キャストも自分で誰がいいかな~って考えてたくらい(^_^;)
by 夢空 (2012-11-07 10:56)
>夢空さん
前作の記事のときにもコメントされていましたね。
瑛太と松田龍平はイメージに合っていますでしょうか?
by つぼっち (2012-11-08 22:48)