地名を訪ねて:密柑山町 [名所]
名古屋市瑞穂区に「密柑山町(みかんやまちょう)」という地名があります。
なんだか絵本に出てきそうな名前ですが、正式な住居表示です。
「みかん山」と書くと、より一層かわいらしい感じがします。
でも、果物の「みかん」は漢字で「蜜柑」です。
なぜ「『密柑』山町」になってしまったのでしょうか?
付近は高級住宅地で、農地もありますが、みかん畑が広がっているわけではありません。
もともとはみかん畑がたくさんあったのでしょうか?
町内には「密柑山公園」もあります。
「総合リハビリセンター」駅からすぐの「密柑山町」、ちょっと不思議な感じがします。
相模湖 [名所]
「一番好きな湖は?」と聞かれたら、つぼっちは今のところ「相模湖」と答えます。
2006年3月4日。
合併による消滅間近の旧相模湖町をどうしても訪ねたくて、相模湖一周の旅に出ました。
廃線間近の電車に乗りにいく人はたくさんいますが、
合併で消える自治体を駆け込みで訪ねる人は少ないでしょう。
中央線の相模湖駅は高尾駅の隣とは思えないほどの、観光地的な駅でした。
でも、駅前にはしっかりと「神奈中」のバスが待っていて、
ここが神奈川県であることを思い出させてくれます。
茨城:笠間市 [名所]
9月は半期決算に当たる企業が多いですが(つぼっちの会社も)、
上半期の街歩きを振り返ってみると、不思議なことに、
「茨城県」をまったく歩いていないことに気が付きました。
避けていたわけではないので、理由はよく分かりませんが・・・
最後に茨城県を歩いたのは今年の2月、真冬の笠間市でした。
笠間駅の南側は、農地が広がっていました。
真冬ということで、目立った作物は作っていませんでした。
全体的に茶色い風景で、学校のような白い建物が目立っていました。
山がすぐそばまで迫っていて、ちょっと入ってみると、すぐにこのような光景に出くわします。
なんでもない光景のようですが、そこに人々の暮らしがある限り、
街歩きの大事な目的地となります。
これからどれだけの景色を見つけることができるか、下期もがんばりたいと思います!
研修で仙石原へ [名所]
昨日の午後から今日の午前中まで、研修で箱根・仙石原へ行ってきました。
といっても研修と言う名の飲み会で、昨日の21:00以降の記憶がありません。
温泉には1回だけ入ることができました。
それにしても、仙石高原のススキ野原は素晴らしいですね。
こんなきれいな景色はなかなか見つからないと思いますが、
もっときれいな景色を見られるように、街歩きに励みたいと思います。
碓氷湖と坂本宿 [名所]
真冬の寒空の下、群馬県の山奥にひっそりと佇む碓氷湖と、
中山道の坂本宿を訪れたことがあります。
かつては碓氷峠を鉄道で越えていたようで、鉄道関係の施設がたくさんありましたが、
つぼっちはまったく興味が無いので、寄り道せずに目標の碓氷湖まで歩きます。
どうせ歩くだけなので、1区間だけが廃止されても街歩きにはまったく影響がありません。
廃線跡を1時間ほど歩き、碓氷湖に到着。
真冬の山の中にあるせいか、ものすごく寂しい印象を受けました。
他に湖に来ている人は、誰もいません。
一人きりというのが、余計に寂しく感じられます。
碓氷湖をわざわざ訪れたのは、坂本ダムを見るためです。
つぼっちはダムには目が無く、小さなダムでも趣があって魅力的です。
碓氷湖の近くに、霧積湖と霧積ダムもあります。
このときは時間が無くて訪れることができませんでした。
それにしても、この案内表示板の矢印は、何だか気持ち悪い気がします(笑)
湖からの帰りは、中山道の坂本宿を通りました。
街並みがきっちりと整備されているわけではなく、余り有名なところではないかもしれませんが、
生活感あふれる街並み、後ろにそびえる岩山、何ともいえないものがあります。
つぼっち的には、いかにも観光地!といった整備されたところよりも、
日常の生活そのままの場所の方が好きで、街歩きの目的もそこにあります。
やはり、この時の街歩きも、観光客とすれ違うことはほとんどありませんでした。
それはつまり、街歩き的には大成功だったということかもしれません。
街歩きの思い出:伊予市 [名所]
思いがけず自由な時間ができてしまったので、たまには昔の街歩きを振り返ってみたいと思います。
学生の頃、愛媛県の伊予市を訪れたことがあります。
なかなか旅の目的地にはなりにくい場所だとは思いますが、
そういう、観光地としてはあまり有名で無いところの方が燃えてしまうのです。
松山じゃなくて、あえて伊予市を選んでしまうあたり、
センスが昔も今もあまり変わっていませんね(笑)
つぼっちが訪れたときは、あいにくどしゃ降りの中でしたが、
それがまた情緒を醸し出していてたまりません。
伊予市には、とある有名かつおぶしメーカーがあり、「花かつお通り」なんて道路があったりします。
何でもないような地方都市の光景ですが、それがたまらなく良かったりします。
雨の中、というのが余計そのように感じさせるのかもしれません。
ますます雨足が強まる中、谷上山を登ってみました。
もやっていて遠くまでは見通せませんでしたが、瀬戸内海と、たくさんのため池が見えました。
山奥のひっそりとした集落と電波塔の組み合わせは、何とも言えない趣を感じさせます。
谷上山の奥は、四国山地の山々が連なっていて、霧で霞んでいます。
どうもやばそうだと思って引き返しましたが、あっという間に霧に飲み込まれてしまい、
真っ白で1メートル先も見えなくなってしまいました。
日本にはまだまだ人に知られていない美しい光景があるはず!
貪欲に、そんな「スポットライトを浴びない名所」を探し求めていきたいと思います。
静岡:大崩海岸 [名所]
電車に乗っているとトンネルを抜けて簡単に山を越せてしまいますが、
歩いて越えてみると、楽しい発見がいっぱいあります。
静岡市の用宗~焼津を、海岸線沿いに歩いたことがあります。
この辺りは山が海までせり出していて、「東海の親不知」とも呼ばれる「大崩海岸」があります。
電車に乗っていると、ほとんどトンネルで、この光景を見ることができません。
車で越えても、名前通りに今にも崩れそうなガケのぎりぎりに建物が建っているのを
いろんな角度から眺めることはできないでしょう。
歩くスピードなら、青い海がキラキラ光っているのが、
徐々に姿を変えていくのも感じ取ることができます。
時間はめちゃめちゃかかりましたが、あえて「不便さ」を体験してみるのも良いものです。
歩いてすれ違う人もいなかったので、美しい景色を独り占めできるという優越感(?)を
たっぷりと味わうこともできます。
韮崎の田園風景 [名所]
稲刈りのシーズンに、山梨県の韮崎を訪れたことがあります。
なだらかな丘に、黄金色の田んぼが広がっていて、とてもきれいでした。
山岳地帯だけに、背後には山々が連なっています。
やっぱり日本は田園風景が似合うなぁ、とつくづく感じました。
まだまだ暑さは厳しいですが、今年ももうすぐ「実りの秋」がやってきます。
甲府盆地 [名所]
甲府盆地は典型的な扇状地として地理の教科書によく出てきますが、
水はけの良い扇状地は果物の栽培に適しており、ぶどうや桃・さくらんぼなどが有名です。
勝沼のワインなど、そこから派生した名産品もあります。
勝沼付近からは、甲府盆地を一望することができます。
春先に行くと、桜の淡いピンクと桃の濃いピンクのコントラストを楽しむことができます。
つぼっちが訪ねたときは、あいにく霞んでいましたが、なかなかの絶景です。
山の斜面にも、ぶどう畑や桃畑が広がっていて、フルーツ王国・山梨を実感することができます。
春先の甲府盆地、桃畑の中をのんびりと歩いてみるのも、なかなかいいものですよ。